体重も増えていて順調か!? 【ブルドッグパピーライフDAY2】
(ブルドッグ出産記録)
出産から2日目。
さて、いよいよ4時間おきの授乳がはじまりました。
昼夜関係なく4時間おきに授乳しなくてはいけません。
ブルドッグのブリーダーが皆、口をそろえていう「地獄」のような日々のスタートです。
J&Kさんは最初の出産のときに、一人でお世話のしていて、3日目で失神したそうです。
てんのブリーダーさんに会ったときも「もうヘトヘトですよ」と憔悴した表情でおっしゃていたことを思い出します。
とにかく、人間が倒れては元も子もないので、夫婦でローテーションを組みます。
平日は、各々仕事もあるので、仕事に支障が出てはいけません。
いかに体力を持たせるかというのが、最大のミッションです。
さて、パピーを育てるにあたり、重要なのが授乳と体重管理。
てんは母乳の出が悪いため、母乳に加え、人口ミルクも与えることになりそうです。
うちのパピーの出産時の体重は320グラム。
2日目は340グラムに増えていました。
通常、犬も人間も生まれた直後は体重が落ちます。
これを「生理的体重減少」といいます。
しかし、うちのパピーは体重が増えている・・・?
まあ、大きくなるのはいいことです。
さて、パピーの授乳については、生まれてから今日までは、基本的には母乳を与えています。
出産後のパピーの授乳については、母乳は必須です。
とくに、初乳(初めての授乳)は絶対に母乳でなければいけないといわれています。
なぜなら、犬の赤ちゃんも、人間の赤ちゃんも母乳から免疫を獲得するといわれています。
免疫とは、細菌やウイルスなどの病原体に対する抵抗力のことです。
免疫力が低いと病弱な子になってしまうのです。
うちが母乳をメインに与えているのは、免疫のこともありますが、もうひとつ理由があります。
じつは我々が哺乳瓶でミルクを飲ませることができないのです。
人間の哺乳瓶の使い方が悪いのか、パッピーの吸う力が弱いのか、理由はわかりませんが、とにかく哺乳瓶からミルクを与えることができないのです。
乳首は極小、小、中、大の4種類を用意し、それらをいくら駆使しても、まったくミルクを与えることができません。
1時間、哺乳瓶と格闘しても、1ccすら減りません。
そのうちパピーは吸い疲れて、寝てしまいます。
何回やっても1ccすら与えることができません。
哺乳瓶で授乳させられない我々にとって、てんの母乳が唯一の命綱。
我々にとって、哺乳瓶での授乳が相当なストレスとなっていたので、母乳でやっていけるというのは、この上なくストレスが軽減されます。
もちろん、栄養面でも、免疫についても、母乳のほうが人口ミルクより上なので、母乳で育てるに越したことはありません。
おしっこもうんちも順調に出ているので、このまま母乳メイン(ときどき人口ミルク)でやっていこうということになりました。
ただし、てんはお乳の出が悪いので、しっかりとおっぱいをマッサージしなくてはいけません。
ぎゅうぎゅうしぼっても、おっぱいの先からすずめの涙ほどの母乳しかでません。
その貴重な1滴、2滴の母乳をパッピーの口にあてがいます。
とくに下腹のほうのおっぱいは乳腺が硬くなっており、かなり時間をかけて揉みほぐします。
人間だったら相当痛いはずですが、てんはわりと平然としています。
(ブルドッグだから痛みに強いのかな・・・?)。
それでも、なかなかお乳の出がよくならないので、お湯で温めた布やコットン、または湯たんぽなどでおっぱいを温めてあげます。
そうすると、お乳の出がよくなるのです。
それでも、すずめの涙が、カラスの涙になった程度ですが。
しかし、それでも夜中2時から朝10時くらいはお乳の出が悪くなります。
これってホルモンや自律神経の影響なのでしょうか・・・?
(ただ、本人が眠くてやる気が起きないだけなのかも・・・)
それでも、眠い目をこすりながら(おそらく、てんも眠い)、てんのおっぱいをマッサージしたり、温めたりして、なんとか母乳を搾り出します。
それでもパピーの体重は増えているので、母乳をしっかり飲んでいるんだと思っていました。このときは・・・。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません