今度はてんの調子がおかしい・・・ 【ブルドッグパピーライフDAY6】

(ブルドッグ出産記録)
出産から6日目。
定時の午前中のパピーの計量。
283グラム・・・。
この2日で増えたのは、たったの3グラム・・・(涙)
昨晩、がんばってミルクを飲ませて389グラムまでいったのに・・・。
今朝は減ってる・・・。
通常だと、出産直後にいったん体重が減ったあとは、だいたい1割増のペースで増えていくらしい・・・。
ぜんぜん体重増えない・・・(悲)
下痢も続いているし・・・。
本来ならば、もう300グラムを越えていてもいいはず。
・・・
・・・
衰弱してる?
・・・
体を触っても冷たい・・・。
・・・
・・・
「衰弱してる?」
・・・
・・・
まだ6日目。
デッドゾーンの真っ只中。
「急変がきたら逝く」
という言葉が頭をよぎります。
しかし、人間の想いとは裏腹に、パピーは意外と元気に見えるのだが・・・。
おっぱいは元気に吸ってるし・・・。
(カラ元気ということもあるけど・・・)
そんなこんなでパピーにばかり気をかけていたら・・・
てんが、ヒートの時の血を煮詰めたようなドロッしたものを、ドバーっと放出。
どんぶり一杯くらいはありそう。
しかも、濃厚な血の臭い! 激臭!
昨日くらいから、ぼちぼち悪露が出ていて、これが一月くらいだらだら続くのかと思っていた矢先。
悪露って、こんなに一度に大量に出るものなの???
しかも、てんがその悪露を食べている。
悪露はプラセンタみたいなもの(?)だから、栄養ありそうだし、どんどん食べさせよう。
と、てんにどんどん食べさせていたら、
ゲボッッ!!
悪露に胃の内容物がミックスされた最悪の粘液状の物質が大量に噴出。
辺り一面、悪露と嘔吐物まみれで、部屋中に血生臭さが充満。
突然かつ想定外の出来事と強烈な血生臭さに、軽いパニックに。
しばらくすると、てんの呼吸がハーハー、ハーハーと荒くなり、水を飲ませても、収まる気配がない。
「ひょっとして出血が多くてどうかなったか?」
時間は朝の6時30分。
当然、動物病院はまだ開いてない。
しかし、いてもたってもいられず、無礼は承知で、中沢先生に電話をする。
すると、眠そうな声で、電話に出てくれたのです。
「早朝から本当に申し訳ございません。母犬の様子がおかしいんです」
これまでの状況を説明する。
犬がハーハーするのは主に3つの理由があるとのこと。
熱がある。
脱水。
暑い(外気温が高い)。
「まずは体温を計ってみましょう」
犬のお尻に体温計を入れるのが怖くて(もしあばれたら直腸を貫いてしまう恐れがある)、これまで一度もやったことがなかったのだけど、もうそんなことは言ってられません。
人間用の体温計を持ってきて、躊躇なく、てんのお尻に入れます。
ありがたいことに、てんはまったくあばれません。
ピッピッピッ
38度4分。
犬の平熱です。
中沢先生に体温を伝えます。
ついでに、水も飲ませようとしたけど、あまり飲まなかったことを伝えます。
「では、部屋を少し涼しくしてみましょう」
すぐに窓を開けて、冷たい早朝の空気を入れます。
すると、2分もしないうちに、てんのハーハーが止んできます。
「なんだ、ただ暑かっただけか!」
(拍子抜け…)
こんな些細なことで、中沢先生に早朝からお手間をかけてしまったことに、大変申し訳ない申し訳ない気持ちで一杯です。
しかし、こんなことでテンパってしまうなんて、余裕なさすぎ・・・。
この日の夕方、てんの気分転換と私の気分転換のために、出産後初めて、お散歩に行きました。
てんは、家にいるパピーが気になるのか、うんちとおしっこをしたら、ダッシュで家に戻ろうとします。
ものの5分程度のお散歩でしたが、いい気分転換になりました。

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